終わりよければすべてよし、とも限らない

物語などで最後に唐突に絆が大事だ!とか俺たちの思いが!という仲間との友情でなんとかするとかいう展開が苦手です。

いや、そういうギャグというか様式美みたいなものはいいですよ。グレンラガンとかキルラキルとか(あれ、どっちも中島かずき作品になってしまった)

先日、ココロコネクトをみたんですよ。いや、はい、いまさらですよね。
まぁ、一時期ネットで話題になりましたね。悪い意味で。ですが今いいたいのはそういうことではありません。

終盤の、みんな仲間の為に命をかける!みたいなものすごい結束力をもっていたんですけど、君たちそんな熱い友情みたいのがある人たちだったっけ?
部活もなにやってるかよくわかんないし……。


ココロコネクトに限らず、唐突に友情押しとか急激な感動シーンが展開していってみている人間が置いてけぼりになってしまうというのが多々あると思うんですよ。

ひぐらしシリーズとかも僕のなかではそんな扱いですね。
クソつまんない日常パートが終わって、あのかわいらしい絵柄でえぐいシーンやらえぐい展開やらをやっていたかと思えば、リカちゃんを助けるためのハートフル展開。
さわやか3組かおのれらは!
見どころはあのかわいらしい絵柄やらセリフでグロかったりえぐい展開をするとこが受けたんじゃねーかと思ったり、


最後の最後で仲間たちの絆だとか思い出だとかをだすんならもっと積み上げてきたものが必要なんですよ。あと、最低限の整合性というか勢いだけじゃどうにもならないこともあるんです。

まぁ、こんなことを言っても、好みと行ってしまえばおしまいなんですが。

僕の好きな機動戦士Gガンダムなんて勢いだけで押し通してましたから。でも、あれは納得してしまうほどの勢いがあるんだよなぁ