ロックへようこそ

テンションが下がったのでマイフェイバリット映画のザ・ロックを見て心を無理やり盛り上げようと思います。

ザ・ロック あらすじ

脱出不可能な天然の要塞アルカトラズ島を舞台にしたアクション超大作。VXガス搭載のミサイルを盗み、アルカトラズ島に立て籠もったハメル准将とその部下たちは、観光客81人とサンフランシスコ全土を人質に取り1億ドルの身代金を要求。FBI科学兵器処理班のグッドスピードは、アンダーソン隊長率いる特殊部隊と共に作戦参加を命じられた。彼らを島の内部に案内するのは、かつてアルカトラズ刑務所(通称ロック)から、唯一人脱獄したことのある元英国諜報部員メイソンだった……。

yahoo映画より抜粋

ザ・ロックの見どころ

一つ、これは007のその後を描いた物語である。
ジョン・メイソンを演じるショーン・コネリーはご存じ初代007(ジェームス・ボンド)で一躍スターになりました。そんな彼が演じるジョンは英国諜報員でアメリカに潜入し、機密情報を入手するも捕えられてしまいます。
本国からは見捨てられ、アメリカからは機密情報の入ったマイクロフィルムを渡せば助けるといわれるもそれを拒否。そのまま30年幽閉されます。(その間に何回か抜け出している)
何回かの脱獄の際にある女性と恋に落ち、一人娘をもうけている。

英国諜報員でモテモテってのはまさに007ですね。そんな彼が祖国から見捨てられ、他国で幽閉され続けたらどうなったか?というようなテーマが見えますね。ショーン・コネリーをキャストしたってことは明らかに007を意識しているはず。めちゃくちゃ強いし。

一つ、男の成長、友情物語
化学者なのに無理やり戦場に連れて行かれたスタンリー・グッドスピード(ニコラス・ケイジ)苦戦しながらも自分の命を守る為、そして愛する妻と、生まれてくる子供の為に死力を尽くして戦います。また、メイソンとの不思議な友情のようなものの芽生えて…


一つ、ハゲが活躍する
パッケージに載ってる三人すべてがハゲ。
ハゲは強いんだ、賢いんだ。ハゲ最高だろ!って感じです。男性ホルモン過多でお送りします。その割にニコラス・ケイジショーン・コネリーもそこまでマッチョを押してるわけではない。スタローンやシュワちゃんに比べれば全然です。
頑張るハゲを見ていると同じハゲとして大いに勇気づけられる。

一つ、色々な作品に影響を与えた
亡国のイージスメタルギアソリッドなどパクリ過ぎじゃね?ってくらいわかりやすくパクってます。
それだけ印象的だったんですかね。単純明快なストーリーなので逆にメッセージ性なんてのはあってないようなもんです。
国の為に犠牲になる兵士?ぐらいか。


ハメル准将がぬるく感じてしまうかもしれないけれど、なんというか鬼になりきれない彼から、本当はそんな乗り気じゃなかったけれど遺族や仲間たちから後押しされてやむなく実行に移したのかなと思ったり。
実行に移したのは彼の妻の死後であることから身内には迷惑をかけたくないという思いがあったのかもしれない。人質一人殺す殺さないで躊躇するぐらいですから(これが24だったら速攻一発目のミサイルを撃っているでしょう)


1996年の映画なのでなんと18年前!
その事実に驚愕です。そりゃ僕もおじさんになるわな。

現代のスタイリッシュアクションもいいですが僕の中でのアクション映画黄金時代は90年代なのでその辺のアクション映画おススメですよ。
なにより、なにも考えなくていいノー天気アクションってのが素晴らしいこれぞ娯楽!って感じですね。

ツッコミどころもたくさんあるし、カーチェイスが長すぎるとか言いたいことはいろいろあるけど、それでも年に1回か2回は見たくなる映画です。
でも、これが一番好きな映画っていうとスゴイバカにされそう。
僕には弟がいるのですが彼はゴッドファーザーがマイフェイバリットだそう。
一方僕はザ・ロック

アレ、なんだろうこの差は…