親愛なる隣人と闇の騎士
GWでキャプテン・アメリカとスパイダーマンが同じような時期に上映されることについて、これってつまり仮面ライダーとウルトラマンが同じような時期に映画やってると同じようなことですかね?
最近のアメコミ映画化ブームで日本人にもある程度馴染みがあるものと思います。メジャーどころはスーパーマン、バットマン、スパイダーマン、アイアンマンとかその変かな。
アイアンマンなんてロバートダウニーjrの映画やるまで日本ではスルーされてたのにすっかりメジャー級になりましたね。
そんなアメコミですがBAKOOONとかBOOOMとかやってHAHAHA。USAUSA!
っていってるイメージの強いアメリカですが(それはお前だけだろ)
アメコミヒーローってのは最近はうじうじしてます。うじうじがトレンドです。クリストファーノーランのバットマンなんてうじうじとじめじめの極致ですね。
そして、ふと思ったんですけどスパイダーマンとバットマンも同じように限定的な地域で活動しています。バットマンはゴッサムシティ。スパイダーマンはニューヨーク。自警団的活動を主としているヒーローはやはりご当地ヒーローという形でしか活動は無理ということでしょうか。そもそも、自警団的ヒーローの発想が日本にはあまりないですね。治安がそんなに悪くないから?まず、強大な悪の組織がいてそれに対抗する。みたいなのが日本のヒーローのイメージですね。
ここからの話はアメコミ映画をみて僕が感じたことを書きます。アメコミ自体は全然読んだことがないので間違ってることあったりしたらすいません(と予防線をはってみたり)
話は戻りますがバットマンとスパイダーマンです。同じように一つの街を舞台にしていますが彼らには大きな違いがあります。コスチューム?金持ちかそうでないか?
そういう点もありますが僕が感じたのは街の人間に好かれているかどうか。ですね。
スパイダーマンは一応街のみんなのために活動して街のみんなもスパイダーマンを応援します。それはサム・ライミ版のスパイダーマンもアメイジングのほうのスパイダーマンもそうです。もちろん、彼をよく思わない人間もでてきますがおおむね好意的だと思えます。
※スパイダーマンを攻撃するグリーンゴブリンに対しみんながモノをぶつけたりとか
、電車を止めてボロボロになったスパイダーマンをみんなが担ぐシーンとか
一方、バットマンですが、彼も街のために活動しているのですが街のみんなに応援されるみたいなことはありません。むしろ、なに勝手なことしてんだよ。みたいにバッシングの嵐(ダークナイトの作り自体がバットマンがただただ打ちひしがれてなおかつヒーローを辞めないというのがメインになっているからしょうがないいっちゃしょうがないのかもしれません)
みんなの人気者と嫌われ者。ここでピンときました。バットマンは風紀委員なのです。みんなからは嫌われるけどやってることには意味がある。そして嫌われてもみんなのためにやり続ける。
スパイダーマンにしろバットマンにしろ誰もやれとは言われてないのにやる。やってていいことなんてほとんどないのに。バットマンなんて褒めてくれる人もいないのに…だからこそかっこいいんですけどね。
と思ってたらよくよく思い出したらライジングで銅像作ってみんなでバットマン称えてましたね。あれ、上にかいてようなことが全部意味ないことに。