小さな親切大きな……そもそも親切じゃないか。

先日、免許の住所変更をしに行ったら、帰り道に突然ランドセルを背負った女の子に話しかけられた。

家の鍵が開かないとのこと、普段はおばあちゃんがいるらいしいのだが出てこない。犬もいるはずなのにいない。鍵はもってないらしい。

どうしようかといわれてどうしようもないので仕方なく女の子を交番に連れて行くことに。

よくよく話を聞くと女の子の両親は離婚しているらしく普段は父と兄が仕事をして家のことを祖母が見ているということ。(知らない人間にこんなに情報を与えていいものかと少し心配になったが僕のことを害はない人間と思ってくれたのかな?)

「なんて呼んだらいいですか?」と聞かれたので「え、なんでもいいよ。お兄ちゃんでも○○さん(僕の苗字)でも」と答える。
                                    ↑決して変な意味で言ったわけではない


その子は自分のことを名前で呼ぶ子らしく(トトロでいうメイちゃんみたいな)

 例「いつもはね。アイサ(仮名)が学校終わるとおばあちゃんが家にいるんだけど今日はいないの。」


みたいなしゃべりだったので「○○ちゃん(その子の本名)はなんて呼べばいいかな?」

と聞いたら急に


「え、なんで名前知ってるんです?」と不審者扱いなリアクションをされた。君が自分で言ってたんだよ……。



交番にいくとボランティアのおじいさんみたいな人が対応してくれた。僕自身のことはあまり聞かず女の子のほうの話をメインに聞いてくれる。よかった。僕の素性に深くつっこむ人じゃなくて。

事情を説明するとすぐ学校のほうに連絡を取ってくれた。これで親の連絡先もわかるしヒョウ柄を着たおばあちゃんもみつかるだろう(交番へ行く途中できいたどうでもいい情報。)
「もういいよ。」
とおじさんに言われたのでこれ幸いとばかりに帰る。

女の子には「ここにいればおばあちゃんとかと連絡がつくと思うから、じゃあね」と言いながら

保護者が来るまで待ってやれよ薄情者と思うかもしれないがこちとら26歳無職だ。


僕の今の詳しい近況やら年齢やらを聞いたら今は優しいおじさんがいつ僕を犯罪者を見る目で見てくるとも限らない
こんな人間が少女を連れまわしていたなんて話になったら警察のやっかいになるに違いない!という2ちゃん脳な妄想がうかんできたのでそそくさと逃げてきた。

おそらく、親のほうも娘を助けた感謝というよりも、鍵がないくらいで仕事場に連絡するなとか怒ったりしてるかもしれない。そうなるとこれは人助けでもなんでもなく自分に対応できない事件が起きたので警察に丸投げしただけの気がしてきた。

そもそも、根本的なことだが女の子自身がが泣き出しそうとかではなくすごく飄々としていたので僕が家の前を通らなくても自分でなんとかしたかも知れないという考えも浮かんできて、アレ、なんだか騒ぎを大きくしちゃっただけ?と思ったりなんかして。

オチもなにもないが素人のブログなんてこんなもんだろう。それになにより誰ともリンクを張ってないので誰も読まない日記だ。

好き放題中身のない話を書いてやろう。

ホントにチラシの裏にテキトーに書いたみたいな。

チラシの裏の裏っていったらむしろチラシの余白ぐらいしかかけないじゃないか。


まぁ、そんな程度のもんだしいいか